[[diary/Kojima]]
・Plamo-5.2b2用覚え書き 2
- 起動時のカーネルパラメータに nomodeset を追加したので、KMSデフォルトONの機種でもインストール時はVGAモードになった。 多分、これで radeon のブラックアウトも解決したはず。
- DVDイメージを isohybrid 化したので、dd等でUSBメモリに書き出せば直接ブートできる
# dd if=plamo-5.2b2_x86_64_2013-12-19_dvd.iso of=/dev/sdX bs=100M
- ついでに「HDDパーティション経由でインストールする」で、USBメモリも使えるようにしたので、上記で用意したUSBメモリを、カーネルが認識するデバイスに合わせて /dev/sdd1 等で指定すれば、そこからインストールできるようになった。
isohybrid 化したイメージを書き込むと、ファイルシステム的には iso9660 として
見えるので、古い INShdj では正しくマウントできなかったのを修正
- i915 はKMSをデフォルトOFFにしてあるので、そのままではXが起動しない。X を起動するためには、/etc/modprobe.d/plamo-default.conf に以下の行を追加する。
options i915 modeset=1
このオプションはカーネルモジュールの組み込み時に機能するので、モジュールを組み込んでしまっていたら rmmod i915 してから X を起動する必要あり。
- NFSは、あえてv4を使う必要がない場合は、-o nfsvers=3 を指定してv3で使うのが簡単。このオプションを指定しないと、v4でマウントはできるものの、rpc.gssd への問い合わせが生じて、15秒ほどtime out待ちが生じる。
この問題をきちんと解決するためには、Kerberosの設定を行なって、サーバ側の rpc.svcgssd とクライアント側のrpc.gssdで正しく認証処理をさせる必要がありそうだけど、NFSマウントのためにKerberosの設定をするのは本末転倒だと思って追求していない。
なお、現在のnfs-utilsは --disable-gss を指定してビルドしているので、この問題に取り組みたい人がいたら、nfs-utilsを再ビルドしてからにすること。
- インストーラでMATEデスクトップ環境を選べるようになった。MATEはGNOME2からのフォークで、機能的にはXfceと同じような感じだけど、Nautilus由来のファイルマネージャ(caja)はThurnarよりも強力な印象。
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