・Btrfs
手元ではテストを兼ねて、1月ほど前からBtrfsをroot fsにした環境をイジってるけど、 ここ数日で3、4度、原因のよく分からないクラッシュに見舞われた。
だいたい発生するパターンは同じで、 タイマー録音のスクリプトを実行してBtrfs上にMP3のデータを書き込み続けながら、 NFS上の小さなファイルをローカルにマウントしているExt3なパーティションに移動させていると、 突然カーネルがストールしてしまう、という感じ。
そのうちの一度は、Btrfsのパーティションがかなりダメージを受けたようで、 mountしようとするとハングしてしまうようになり、btrfsckしても復旧できなかった。
このトラブル自体は、別パーティションから起動して、最新版のbtrfsckを使うことで回復できたのだけど、 どうもBtrfsは、ファイルシステムの使用量が増えてくると不安定になりがちな印象。
多分、テスト用に使っているパーティションが50GBくらいと小容量なせいもあるのだろうけど、 ファイルシステムの使用量が6割を越えると、空き領域を探す処理が重くなるのか、 反応速度が悪くなってくる感じがするし、 psコマンドで見るとカーネル内部のbtrfs関係のスレッドが大量発生しているのもあまり気持ちいいものではないところ。
Btrfsに安心してroot fsを任せるには、もう少し熟成が必要だろうか。。