・btrfsへのインストール
新しいDVDイメージ(plamo64-0.6-110725_dvd.iso)をFTPサーバに置いてみた。 このイメージでは、インストーラ回りを多少イジって、reiserfsに代わってbtrfsをサポートする ようにしてみたのだけど、liloやgrub legacyではbtrfsから直接起動はできないようなので、 別途/bootパーティションを取ってやる必要がありそう。
liloは23系統、grubも新しいgrub2(今はgrub-1.99かな?)が開発されているので、 そっちを使えば直接起動できるようになるかも > btrfs
ちとテストがてら、VIrtualBoxにインストールした過程をスクリーンショットに取ってみたのでざっと紹介。
rootパーティション以外にも、10〜20MBくらいのパーティションを一つ作成しておく。
現状で、カーネル一式(カーネル本体とSystem.map等)を置くのに4.7MBほど使っているので、 複数のバージョンを併存させたい場合は20MBくらい用意しておくのが安全そう
一応、そのパーティションはboot flagを付けておく。
rootパーティションはbtrfsでフォーマットしておく。btrfsには subvolume という機能があるようなんだけど、 どういう風に使うものなのかよく調べていないので、とりあえずパーティション全体をフォーマット。 btrfsでのフォーマットは一瞬で終了する。
/boot用のパーティションは、カーネル本体やSystem.mapファイルを収めるだけなので、 滅多に書き変わることがなく、ジャーナリングFS等の機能は不要なので、 シンプルなext2形式でフォーマットし、/boot にマウントするようにインストーラで指定しておく。
後は通常のインストール作業と同じで、インストールしたいカテゴリを選び、 インストールを進めていく。一応、新しいDVDイメージでは、多少 desc ファイルを整備したので、 パッケージの簡単な紹介等も表示されるようになった(まだ表示されないパッケージも多い)。
再起動したらこんな感じ。一応、/ の type が btrfsになっている。
ただ、これは単に「btrfsもroot fsにできる」というのを示しているだけで、 多分、これだけだとbtrfsの持つ各種の特徴(動作中のスナップショットとか)を活かせないと思うので、 そのあたりはもう少し btrfs について勉強してからということで(苦笑