・操法大会の練習

「操法」というのは消防器具の操作方法を型にまとめたものの謂です.「消防 器具の操作方法」というと,私なんかの世代だと,あらかじめ用意されている マニュアルを見ながら,必要な部分はマニュアルで確認してやればいいのかと 思いますが,「型」を重視する日本社会の伝統を反映しているのか(笑),消防 車や消防ポンプの操作時の立居振舞一式が決まっていて,いかにそれを正確か つ迅速にやるかを競う競技会があるそうです.

消防ポンプの方は 3 人 + 指揮者,消防車の方は 4 人 + 指揮者の構成で,そ れぞれ持ち場が決まっていて,指揮者の号令一下,吸水管を貯水タンクに入れ たり,ホースを延したり,ホースや筒先を担いで決められたポイントまで走っ たり,延長用のホースを取りに戻ったり,,等々の手順を「まず右足から踏み だして,3 歩目で集合線に止まって,,」「指揮者の指令があったら,1 で 1 番員は回れ右,2 番員は左向け左で,3 番員はワンテンポ待って,2 のタイミ ングでそれぞれ右足から持ち場に向けて走り出して,,」「ホースを担ぐ時は 1 で左肩に担ぎ,2 でホースの先を押えて,3 で走り出して,,」等々,細か く決められた型に沿って行っていきます.傍目で見てるとそれなりに面白いの だけど,実際にやる人間はすごく大変.

この「操法」の大会が 9/5 にあるそうで,各地区の消防団から 2 名ずつ選手 を出して,その選手は今日から 2 週間に 6 回練習して大会に望むそうな.今 日はその練習の初日ということで,現在住んでいる町の 6 つの地区から 95 名の消防団員と手順を教える消防署の職員が 4 名ほど参加して,15:00 ごろ から 18:00 ごろまでやってました.

当初,選手に選ばれかけたのだけど,9/5 には仕事が入っているから外しても らって一安心,というところ.でも来年くらいは回ってきそうだなぁ,,(苦笑)



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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41