・最近では、実家の周辺も各農家がそれぞれ農機具を運用するのは非効率ということで、「営農組合」という組織を作って、農作業を共同で行うようになっているのだけど、今日はその営農組合で稲の苗を水田に運び込む作業に参加。

最近だと、田植えは完全に機械化しているので、稲の苗は 20cm x 60cm くらいのプラスチックトレーに水はけのいい土をいれたところで JA(いわゆる農協)が一週間くらい育てたものを持ってくるようになっているらしい。その苗を、こちらで用意した苗代(なわしろ)に置いて、約 2 週間くらい育ててから田植えが始まるとのこと。

今日は、このプラスチックトレーが JA の温室からこちらの水田に届く日なので、朝からトラックで届く苗のトレーをバケツリレー的に水田(苗代)に下ろす作業。実際は JA が手配したスタッフ(アルバイト)がやる作業らしいのだが、それにまじってバケツリレーをしつつ、最後にトレーを苗代に置く作業も協力。トレーを受け取るとしゃがんで苗代に並べてゆく、という単純作業だけど、足もとがおぼつかないし、うけとってはしゃがみで結構大変。ざっと3時間ほどで 2500 枚強のトレーを下ろしたころは足が筋肉痛だったり(苦笑)

まぁ、ウチの場合は、水田はあるものの自家消費分くらいしかできない規模だからそれほど大変ではないのだけど、農業で生計を立てるのは大変だなぁ、、とあらためて思った一日(笑

最近は食の安全が話題になることもあって、米を JA に出荷する農家は、事前に「許可された農薬以外は使いません」旨の誓約書を提出して、農薬や肥料もいつ、何を使ったかをきちんと報告するそうな。まぁ、ウチの場合は自家消費分だけだから、そもそも農薬とかは使わないでやっているから関係無いのだけれど。

ちなみに、今度の日曜は「溝草」といって、村全体で水路の掃除をする作業に参加する予定。二十歳まえに田舎を離れて都会で遊んでいた人間にはいろいろ新しい体験が多い(苦笑)


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Last-modified: 2021-12-17 (金) 16:35:41